ファンクションメソッド 語彙力増強教材と電子出版本 日常英会話必須基本16動詞HTML版 その6
今回も「日常英会話必須基本16動詞HTML版」について述べます。
但し,今回からはこの電子書籍版である以下の教材を用いて説明したい。「英語を用いて自分の思いを伝えるため」にどうして基本16動詞が必要になのかというこだ。
以下は電子書籍「英語の設計図を解読すると たった16の動詞で自由に英語が話せる
瞬間英作音読トレーニング 」からの引用記事だ。第3節 英語の設計図に込められた動詞フレーズ5つの感覚パターン
●まったくの勘違い
先にも述べたが多くの人は、学校英語の影響で日本語と英語の単語が一対一 のように対応しているように勘違いしている。たとえば、「休憩する」の 「休憩」はa rest、「する」はtakeやhaveだとか、「シャワーを浴びる」の 「シャワー」はa shower、「浴びる」はtakeだといったものだ。 ところが、「肥える」「退屈する」「結婚する」とか、「人を怒らせる」と か「片づける」などとなるとまったくそれが通じなくなってしまう。くり返 すが、日本語と英語はまったく異なる言葉なのだ。
get fat get bored get married make a person angry put it away
だから英語発想、英語脳と言ってもいいが、日本語の発想からではなく英語自体がどのようなしくみで動詞フレーズを作り上げているかきちんと整理しておく必要がある。しかし驚いてはいけない、ネイティブはたった5つのパターンの動詞フレーズをあやつっているだけなのだ。●動詞フレーズそのものを5つのパターンでとらえる
まず始めに断っておくがこれは教育文法の5文型での分類ではない。動詞が どんな言葉を導いてひとまとまりの意味をどう表すかという視点で分類した ものだ。特にVO感覚からVOO感覚への発展、VC感覚からVOC感覚への発 展に注目してほしい。 ちなみに、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語のことだ。
(1) V感覚の動詞フレーズ
こう名づけたのは、動詞がある時は単独で、あるいはこの動詞が副詞や副 詞句を導いてひとまとまりの意味を作り上げるものだ。その例は16動詞の中 ではgo、come、seeなどに見られる。ただしgoやcomeはVC感覚となる場 合もある。
go early 早く行く、 come late 遅く来る
(2) VO感覚の動詞フレーズからVOO感覚の動詞フレーズへ
このパターンで用いられる動詞は、have, keep, take, give,see,sendなど多 くある。
have a dream、 keep one's word、 take action、 give a kiss
夢を見る, 約束を守る、 行動を起こす キスをする
ただし、この内takeやgiveやsendなどは、さらにもう一つ目的語を持つこと があり、VOO感覚へと展開する。これがVOO感覚の動詞フレーズだ。
take him this note 彼にこの書類を届ける、 give her a kiss 彼女にキスをする
(3) VC感覚の動詞フレーズからVOC感覚の動詞フレーズへ
以下の(a)の文は、be動詞が使われ「~な存在だ」といった意味となり補語を ともなったフレーズだ。これがVC感覚の動詞フレーズだ。 一方(b)の文は、(a)の文のbe動詞isを省いてhaveによって「すべてのもの が準備されていることを有する」、「彼女を怒らせた」という意味となる。
これがVOC感覚の動詞フレーズだ。このパターンを作る動詞は限られている が、それには根底にVC感覚の動詞フレーズが横たわっている。言い換えると これがVC感覚からVOC感覚への展開と言えるだ。
(a) Everything is ready. すべてが準備されている V + C
(b) I have everything ready. 私はすべてのものを準備しています V + O + C(a) She is angry. 怒っている V+ C
(b) I made her angry. 私は彼女を怒らせた V+ O+ C
以上に述べたように動詞フレーズは以下の5つのパターンとなる。
(1) V感覚の動詞フレーズ
(2) VO感覚の動詞フレーズ
(3) VOO感覚の動詞フレーズ
(4) VC感覚の動詞フレーズ
(5) VOC感覚の動詞フレーズ
英語のしくみは考えられないほど、とても合理的でしかもシンブルだ。あるいは機械的だと言ってもいい。しかしこれを日本語の意味からとらえようとするととてもむずかしいことになる。英語は英語の発想で取り組まなくてはならないし、逆にその方が簡単なのだ。ファンクションメソッドは,英語発想を元にした「英語を話すための文法理論」です。これから数回に分けて述べていくが,興味ある方は以下のイラストをクリックして当教材のサンブルを見ていただきたい。
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